前回のブログ記事にも書きましたが、JoomlaシステムはMySQL(たいていの人はこの選択でしょう)とPHPとの連携で動くCMSであるため(ほとんどのいまのCMSはそうですが)、その性質上、staticなサイトよりもloadするのに時間がかかることはどうしようもありません。故にこそ、色々な工夫が背後で必要となります。

その中でどでかいものがcacheの調整ですが、これは前回に書きました。もっと本質的なところで速度向上が狙えることをご存知でしょうか?そう。DBを乗り換える、という選択です。


MySQLから独立したforkで、MariaDBというのをご存知でしょうか?複雑化してしまっている今のバージョンのMySQLを憂い、かつ、MySQLの利用に制限を加えそうな意図がちらちらと見え隠れする著作権者のOracle(2008年にSUNがMySQLの開発企業を買いましたが、さらに2010年に今度はOracleがSUNを買いましたからね)の動向も見るに、「そろそろ初心に帰るかぁ!」と思ったのでしょうか、MySQLオリジナルコード開発者のMichael "Monty" Wideniusが独立してチームを作り、開発を行っているcoolなDBシステムです。

よりシンプルに、より速く。でも、彼らのスローガンが「MySQLの代替として」であるように、MySQLを超えるものを作るというよりは、随分と進化してしまったMySQLと同じ機能を持ちながら、かつ、速度を重視した昔に帰るぜ、というルネッサンスな意気込みが感じられます。開発技術もむろんですが、こういう熱い開発スピリッツ、個人的には大好きですね。ただ、まだ日本語による情報があまり出ていません(MySQLのときも、日本は遅かったですよね…)。ですので、上のWikipediaリンクから、本家サイトの方へ行って見て下さいませ。

ちなみに、弊社のホスティング事業で利用するサーバーは、既にMySQLからMariaDB(エンジンはXtraDB…こいつはInnoDBから派生…)への移行が完了しております。ざくっと見て、大体4秒かかっていた、画像もちと重たいサイトのトップページが、2秒でloadするようになりました。N=1ですが、速度2倍。素敵です。(参考:他の業者との違い

あと、余談ですが、Montyが最初のDBを「MySQL」と命名したのは、彼の子供さんの名前が「My」ちゃんだったから。で、今回の「MariaDB」ですが、ご想像どおり、今度は彼の次の子供さん「Maria」ちゃんから来ています。なんかいいですね、このパパっぷりも!(そして、妙にかわいい下のロゴも!)

pic mariadb chara

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