「No.1」か「Only 1」か~「Do the right thing.」であり「Do the thing right.」ではないこと

なかなか上手にわかりやすくまとめておられます。

【2つを合わせて言い換えると、「何処で闘うか」「何を武器に戦うか」が、競争優位を生み出す出発点になると言えます。これは、自分自身の人生を考える上でも役立ちます】というのはよい指摘ですね。

今のリーダーシップ論の言葉で言えば、「purpose」を理解してのpositioningと、そのpositioningで表現する「branding」でしょうね。実は、 to-do リストをうまくまわすことよりも、自分の価値を理解してそこから進める方が、ビジネスの場合も昨今はそうですが、何よりも、その先にある人生の豊かさを考える時には、遥かに大事です。そう。大事なことは、Spike Lee監督の名作のタイトルではないですが、「Do the right thing.」です。常識的に正しいことを「効率的にどうやるか」という「Do the thing right.」ではない。まだまだ日本の学生教育も職業人教育も、後者に寄り過ぎている気がします。

ただ、この一連の思考作業を中途半端に行って失敗してしまうと、いわゆる「(間違った)自分探し」が始まってしまい、ずっと終わらなくなります。ずっとアイデンティティの危機。この辺りを上手く整えたワークショップを、丸1日か2日使って行いたいなとも思ってますが。1回しっかり設定したら、7年間持つぐらいの奴を。

(元記事: https://president.jp/articles/-/62540

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