「1億出すから失敗してみないか?」実験大好きな失敗奨励文化の強さ
「One of the things that made Jeff Bezos a great founder was his embrace of experimentation and failure.」 というのはまさにその通り。 Google もそうですが、「失敗が平気でできる」環境をいかに作るかが、心理的安全性の高いレベルでの確保につながり、結果としてイノベーションが起こります。でも、余裕がないと中々できないんですよね、これ。会社も、大学も、家庭でも。
昔、卒業してしばらく後、UC Berkeleyの親友やその友人の同窓らとで起業活動していた時に、「1億円(今の金額だとそんなぐらいだったと思う)を出すから、自由に失敗してみないか?」みたいなセリフで我々のチームに寄ってきた投資家がいました。
少し怪しい感じだったのと、その時べつにファンドはいらなかったので断りましたが、今思うと、彼はシリコンバレー型の財務人だったので、今ならそのメッセージの意味がわかります。もう25年も前の話ですけど、強烈に印象に残っています。
こうやって実験につぐ実験が続き(そして、失敗につぐ失敗も続き)、イノベーションが生まれ、それよりも大事な、実験-失敗-成功のイノベーションエコシステムが出来て、失敗に価値を見出すシステムの中で、多額な資金がぐるぐる循環してるって訳です。
(info source: https://www.entrepreneur.com/leadership/want-to-create-a-culture-of-innovation-ask-these-questions/438389)
(img source: Unsplashのthe blowupが撮影した写真)
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