IQも家庭環境も敵わない「perseverance」/「やり抜く力」
(info source: https://www.cnbc.com/2022/10/22/child-psychologist-shares-soft-skill-that-sets-successful-kids-apart-from-those-who-give-up-easily.html)
(image source: Tara Moore | Getty)
ものすごく良い記事!是非読んでみてください。特に25歳以下の子供がいる場合は。
心理科学者たちが示してきたように、世俗的成功に関しては、もちろん高い IQ は相関関係を保ちますが、それよりも大事な変数が、perseverance。少し前に日本でも翻訳書籍が出て売れまくっていましたが、”やり抜く力“というやつです。
困難な状況にもめげずに、自分でやりたいと言ってやり始めたことを、最後までやり抜く力。確かに何を成し遂げるにも非常に大きなファクターとなります。
ここで大事なのは、ただがむしゃらに前へ進むことではないという点。この変数を子供が維持するには、内側への大きなケアが必要となります。当然のように発生する不安を、どのように自分で「感情処理」できるかがむしろ遥かに大事で、それを教えるのは、コーチや親の大切な役目です。
また、課題が大きすぎてアップアップしている際には、それを複数のチャンクに落とし込めることを教えるのも、我々コーチや親が教えることができる大事な認知的機能です。
外野から「頑張れ頑張れ!」というだけでは、子供をバーンアウトさせて終わりです。「並走」していないコーチングに意味はない。
本当にやり抜く力を身につけてほしいなら、親もきっちりと時間を掛けて見守りつつ、大事な部分で介入するということが大事ですね。
実際に、シリコンバレーの大成功した人たちのほとんどは、親がかなりしっかりしています。いろんな方法で、彼らは子供の認知機能と感情機能を強化し、結果としてやり抜く力を身につけたんだろうな、と、シリコン谷の社会的成功者たちの伝記を読むとよく思います。
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