スクエニ吉田さんのよいインタビュー記事
ここ最近に読んだインタビューの中では白眉のものの一つ。スクエニのゲーム戦略(特にFF)を一手に引き受けて来た吉田さんの整理された思考が見えます。すっきり構成/校正されているので読みやすい。
それにしても「競合多謝」とは、朝日新聞も中々粋な企画を考えましたね。インタビューの質の良さも踏まえて、だてに従来型メディアとして奮闘しないな、ネットに転がっているネットメディアの記者とは違うな、と思いました。(かといって、レベルの高い記者さんが従来型メディアにそこまで多くはないという残念な感想も私は持っていますが。)
内容に関しては、1)優秀な開発人材を取りこぼしている理由の一つは日本語オンリーという職場環境; 2)全ての最前線サービスを「時間の取り合い」(別の側面からattention economyと呼んでもいいと思いますが)と認知しサービスを考えねばならん重要性、が私にはvividに感じられました。
https://www.asahi.com/and_M/20201021/16029142/
【犯罪や人を傷つけることを除けば、やってはいけないことなんて、世の中には存在しません。「どうしてこれを誰もやっていないんだろう」とか、「もしやってみたらどうなるんだろう」と考えるのはものすごく大事なことです。】